三井住友銀行はさすが都市銀行だけあって相続手続
は手馴れています。同銀行の相続手続の専門分野「相続オフィス」か支店窓口で手続きをします。
ここでは支店に出向かないで「相続オフイス」で手続きする方法を説明します。

「手続きの流れ」

①　Ｗｅｂから、または専用フリーダイヤル（０１２
　０－５０６－１７７）で同銀行の「相続オフィス」
　に相続手続の申込をします。この時点で被相続人の
　口座は凍結されて、以後引出し、入金、引落、振込ができなくなります。

②「相続オフイス」より相続に関する手続き、必要書類の案内が送られてきます。
③　必要書類が集まったら、同封されている返信封筒で「相続オフィス）へ郵送します。
　必要書類は　遺産分割書、遺言書が有る場合とない場合では多少異なるが、　

遺言書がなく遺産分割協議書を作成した場合は、次の書類が必要になります。
　・相続する預金の通帳・証書
　・亡くなった人の戸籍謄本（相続人を確定するため出生から死亡するまでの分が必要）　
　・法定相続人の戸籍謄本（現在戸籍だけでよし）
　・法定相続人の印鑑証明書（発行後６カ月以内のもの）
　・遺産分割協議書（法定相続人全員の署名、実印での捺印があるもの）

※　亡くなった人と法定相続人の戸籍類は法定相続情報一覧図を添付すれば添付不要です。
※　提出した必要書類の原本は郵送した場合は郵送で、支店に持参した場合はその場でコピ
　　ーして返却してくれます。
　※　支店へ来店での手続きの場合、予約しないと長時間待たされます。

④「相続オフィス」が受け取った必要書類をチエック、不備がない場合は三井住友銀行所定の
　相続書類が送られてきます。

⑤　送られてきた三井銀行所定の相続手続の書類に必要事項を記入して返送します。

⑥　返送した相続書類に不備がなければ、２，３週間後に相続手続が完了になり相続人指定の
　口座に払戻金が振り込まれます。

以上が三井住友銀行の相続手続になりますが、他の金融機関同様、三井住友銀行も記載ミスがあれば、何度も訂正を、またひとつでも不足書類があれば追完を求められますので、時間的に余裕のない方、または手続きに自信がない方は専門家に依頼されることをお勧めしす。

◎お忙しい方、高齢で相談する家族もいない方　相続が複雑な方　

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