埼 玉りそな銀行での相続（解約）手続きは何回も窓口に出向かなければなりません。

 また窓口担当者も他の金融機関と同じように相続手続に詳しくない方もいて、同行ではないが、戸籍謄本等の代わりに「法定相続情報一覧図」を持参したところ、さらに被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本を請求されたという笑い話のようなこともありますので、しっかり相続手続に精通して臨むのが大切です。

「手続きの流れ」

①　取引店またはお近くのさいたまりそな銀行に預金名義人が死亡して相続が発生したので手
　続きをしたい旨を連絡する。この時点で被相続人名義の口座は凍結され以後入出金ができな
　くなります。

②　相続センター（さいたまサポートオフィス　相続チーム）より相続に関する手続き、必要
　書類の案内が送られてきます。

③　必要書類が集まったら、相続センター（さいたまサポートオフィス 相続チーム）へ郵送か
　最初に相続手続の申込をした埼玉りそな銀行の支店に持参する。
　必要書類は　遺産分割書、遺言書が有る場合とない場合では多少異なるが、　

遺言書がなく遺産分割協議書を作成した場合は、次の書類が必要になります。
　・相続する預金の通帳・証書
　・亡くなった人の戸籍謄本（相続人を確定するため出生から死亡するまでの分が必要）　
　・法定相続人の戸籍謄本（現在戸籍だけでよし）
　・法定相続人の印鑑証明書（発行後６カ月以内のもの）
　・遺産分割協議書（法定相続人全員の署名、実印での捺印があるもの）

※　亡くなった人と法定相続人の戸籍類は法定相続情報一覧図を添付すれば添付不要です。
※　提出した必要書類の原本は郵送した場合は郵送で、支店に持参した場合はその場でコピ
　　ーして返却してくれます。

④　相続センター（さいたまサポートオフィス 相続チーム）が提出された必要書類をチェック
　して不備がない場合は「相続手続依頼書」が相続センター（さいたまサポートオフィス 相続
　チーム）から郵送される。

⑤「相続手続依頼書」に必要事項を記入のうえ返送、または支店に持参する。
　その後２～３週間位に相続手続が完了して相続人の指定口座に解約による払渡金が振り込ま
　れます。

　以上がゆうちょ銀行の相続手続になりますが、他の金融機関同様、ゆうちょ銀行も記載ミスがあれば、何度も訂正を、またひとつでも不足書類があれば追完を求められますので、時間
的に余裕のない方、または手続きに自信がない方は専門家に依頼されることをお勧めしす。

◎お忙しい方、高齢で相談する家族もいない方　相続が複雑な方　

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